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スッチーはしばらく見入っていたが、ふと我にかえり
スッチー:
『あ!やよりんの所に戻らなきゃ』
慌てて買い物を済まし、急いでやよりんの待つ公園へ向かった
ようやく公園迄もどってきて、やよりんを探す
すると、ベンチに座っているやよりんを発見し、慌てて近づくと
スッチー:
『はぁはぁ、ゴメン待たしちゃって、ん?ど、どうしたの、そのひよこ…』
やよりん:
『ここで拾った♪可愛いでしょ♪』
やよりんの横に、蓋の開いた箱が置かれていた…
スッチー:
『そのひよこ、斑模様…』
スッチーは慌てて携帯端末を取出し、調べてみた
スッチー:
『…アグリーチック、成長:スパロウ、ホーンドオウル、フェニックス……フ、フェニックス!』
スッチーは驚きを隠せなかった
スッチー:
『このひよこ、本当にここに居たの?』
と、やよりんに問い掛ける
やよりん:
『ベンチの上にこの箱があって、開けたらひよこがいたの♪捨てられてたのかなーて思ったから…かわいそうだから私が育てるよ!』
と、大事に抱き抱える
スッチー:
『やよりん、それは…………ん、もう』
スッチーは咄嗟にやよりんの手を掴んで、ひよこと共に、足早ににその場から離れた
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