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雪が降っている。
季節は冬で…今日は12月23日だ。
もうそろそろクリスマスというだけあって街も人で賑っているようだ。
俺はそんな中に一人立って彼女を待っていた。
少しの間ボーっとしていたり携帯をいじったりしてる内に彼女は来た。
「健二く~ん、お待たせ!」
俺の名前は…板垣健二。
そこら辺にいるような至って普通な青年だ。
「遅いよ、何やってたんだよひかり?」
彼女は沢田ひかり。
彼女も至って普通な女性だ。
俺達は4年間付き合っていてもう結婚も考えている。
「ごめんね、ちょっと用意に手間取っちゃって…」
「まぁ俺は怒ってないんだけどな。」
「健二くん優しい~♪」
俺達はこんな感じでいつも幸せを感じていた。
そして次の日、クリスマスイブにはちょっとでもいい思い出ができるようにと俺は良い店を探しておいた。
「じゃあ明日はこの店に食事に行こうか。」
「本当に?いいの?高そうだけど…?」
「ば~か。明日はイブだろ?ちょっとくらい贅沢したいだろ?」
「じゃあ…いいよ。」
「OK、決まりだな。じゃあ明日な。」
「うん、楽しみにしてるね♪おやすみ~」
「おう、気をつけて帰れよ」
そして俺達2人はそれぞれの家に帰った。
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