綱雲

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+10 匣の研究で世界中を飛びまわっていた僕に、連絡と相変わらずあまりキレイではない、でもよく見慣れた字の手紙が届いたのは、綱吉が死んでから2日後のことだった 「拝啓、雲雀恭弥様 久しぶりだね、恭弥。 元気かな? 最近、オレも貴方も仕事で忙しくて会えなかったから。 ……この手紙が貴方に届いた頃にはオレはもういないけど、 どうか、生きて、生きて、生きぬいて下さい。 オレにとって貴方と過ごした日々は、とても温かくて幸せでした。 それでは、 Ti amo オレだけの恭弥」 嗚呼、キミは酷いヒトだ そうやっていつも僕をしばりつける。貴方なしでは生きられないように 死んでも、尚 貴方を忘れさせてはくれないんだ 貴方は僕をいつも優しく包み込む大空だった 僕は貴方に会ってたくさんの感情を知った 嗚呼、僕は今、悲しいんだ "泣き叫んで崩れ落ちても戻らない日常を" 取り戻してみせるさ 僕を誰だと思ってるの (何してたんだい?沢田綱吉) . で、18巻の再開、みたいな
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