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ケンさんがイっちゃったところで
ヴァネさんが仔仔に気づきました。
「仔仔、悩ましい格好だねえ。そういやケンにいじられてる最中だったみたいだけど大丈夫?」
にやにやしながら
ヴァネさんは仔仔に近づいてきました。
仔仔は逃げようとしましたが
脱がされかけていたズボンが引っかかり、
転びそうになって
思わず目をつぶってしまいました。
が、その身体を
ヴァネさんが支えてくれたのです。
「あ・・ヴァネさん・・」
仔仔はおびえました。
が、もともとSのヴァネさんには
それは逆効果にしかなりませんでした。
「ほら、ここ・・ちょっと触っただけでこんなにして・・」
先ほどまでいじられていたところは
ヴァネさんが少し触れただけで
また大きくなってきました。
コワいのに反応してしまう身体に
仔仔は泣きそうになりました。
そのとき
「ヴァネ!!」
ケンさんが正気を取り戻して
ヴァネさんを怒鳴りつけました。
ヴァネさんはこりゃまずいと言った風に
ケンさんの方へ戻って行きました。
仔仔はすぐに服装を整え、
荷物を持ってベンチを後にしました。
うずく身体をなんとか押さえながら森を進み
とうとうおばあさんの家に着きました。
もう日も落ちて夜になっていました。
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