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「ああっと!光選手が…影久選手の脇をくすぐるつもりか!?」
「くすぐりって…そんな子供じみたこと…」
なんとでも言え!
俺はこれに…くすぐりにかけてるんだ
「き、緊張するね…くすぐられたことなんてそんなにないから…」
笑顔を浮かべているけどかなりひきつってる…
ホントに緊張してんだな
「さて…そろそろ行くぞ?」
影久の脇の近くで待機さしてたてをワキワキと動かす
「へ…へへ…いいよ…きなよ!」
「吹っ切れたか?まあいい…じゃあ遠慮無く♪」
さぁ…効いてくれよ!
「うわっ…クッ…アハハハ!こ、こちょばいよー!?アッハハハ!や、止めてぇ!!」
ビンゴ!メチャクチャ効いてるぜ!!
「クククッ…どうやらお前にとっては地獄だったみたいだなぁ♪」
「こ、これ嫌だよー!ハハハ!や、止めてったらァアッハハハハ!」
足をバタバタとさせながら身をよじる影久
手は俺が抑えてるから動かせないんだなァ、これが
「なんと!影久選手にくすぐりは効果抜群のようだ!」
「悶える影久君…か、可愛い!」
「あれって…悶えてる…の?」
この調子で行けば間違いなく俺の勝ちだな♪
コイツが参ったって言うのも時間の問題…
「イヒヒヒ!嫌ダァハハハ!!もう止めろよぉ!アハハハハ!」
「止めろ?年上に対してタメ口か?」
更にくすぐるてを強める俺
俺ってSなのかなぁ♪
「アハハハハ!や、やめてくださいぃ!!」
「ダメだよ、参ったって言わないと♪」
「そんなぁ…アハハハハ!ま、まひったぁ!まひったからぁ!!アッハハハ!」
「まひった?ナニソレ」
「ち、違うぅ!」
「えーっと…花梨と白浜、これは影久選手の負けでしょうか?」
「まだよ、まだ影久君は参ったって言ってないわ!」
「花梨…まだ見たいだけ…「細かいことは気にしない♪」
「と、いうわけで続行!!」
「えぇぇ!?」
誠の言葉に絶望する影久
クククッ…いいきみだ♪
「ほ~ら、こちょこちょ…」
「アッハハハ!ま、参った!!参ったからぁ!!」
「ハイ、それまで!!」
誠の言葉と同時にてを止める俺
「ハァ…ハァ…」
疲れ果てたようすの影久
フフッ…俺の勝ちだ!
「この勝負の勝者は光…」
「…意義あり…」
「えっ?」
白浜…意義ありって…
何故?
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