生きてきて26年目初

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「なんで、…なんで助けたのよっ?」 救急車のなか、病院に向かいながら質問された。 「なんとなく、お前と居たくなったから。」 俺の言葉に、ソイツは黙りこくってしまった。 でも、義務とか責任とか、そんなんじゃなくて、感覚的にソイツを助けなくちゃって。 とりあえず、 「お前のこと、楽しませてやるよ。」 ―――人生、うんざりすることばっかじゃないってな。 end
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