恐怖の告白

7/10
前へ
/109ページ
次へ
それからいつもどうり過ごし、昼休みになった。 授業中も上の空で昼休みが来ないことを祈った。 「はぁー、マジで怖い」 「早く行ったほうがよくね?授業延長したし」 怖くてなかなか行けずにいる俺を智也が急かす。 「つーか早く行かないと多分教室くるし、そしたら俺困る、ってことで早くいけや」 …こいつ、他人事だと思いやがって。しかも何か楽しんでやがる。 「口元緩んでるぞ」 俺は悪態ちきながら勇気を振り絞って教室を出ようとした…ら、誰かとぶつかった。
/109ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1838人が本棚に入れています
本棚に追加