淡い心

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平凡な日々に終止符がうたれた気がした 登校の道、下校の道、彼女はいつも笑顔だった 彼女が歩くたびに揺れる黒髪 弾む胸、スカートから見える細い足 どれも素敵だった 彼女の名前も知らないけど 僕は朝と夕方の彼女が通る時間が楽しみになっていた
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