淡い心

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今日は叔父夫婦と楓が来てくれた 楓がやけに僕に絡んできたが僕は上の空だった 叔母は僕を見ながらニヤニヤしている 燕『何が可笑しい?』 叔母『なんでもないのよ。ただ、燕ちゃんに春が来たんじゃないかって思っただけ』 楓『えーーーーっそうなのお兄ちゃん?』 燕『へっ?何?何を言ってんの?』 叔母『動揺するなんてまだまだ若いわね』 楓『お兄ちゃん焦ってる焦ってる(笑)』 燕『ちょっちょっと待て』 僕と楓と叔母の会話に叔父は入れないようで 禁煙のはずの病室の窓をあけてタバコをふかしている 僕はなんとか話をそらそうと必死になったのだが 楓と叔母の女パワーに完全に逃げ場を封じられた
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