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…なんだか大変な奴らだな
…住人のことを考えていたら
…無性に逃げ出したくなってきた…
でも、せっかく母さんと父さんを亡くした俺にスメラギが手を差しのべてくれたんだからっ
…それに応えなくては申し訳ない。
俺は意を決してインターフォンを鳴らした。
…
ほどなく、中でドタドタと慌てているような足音が聞こえてきた。
そして足音はどんどん玄関に向かってくる。
ガチャリ。
「…っ。」
心臓が最大級にうごいてる。
「あっいらっしゃい。✨」「どうも。」
ドアは、
フードツキのTシャツを着た銀色の目の青年によって開かれた。
銀目ということは。
きっとこの人が次男にあたるひとであろう。
「あぁ?ちょっとアレルヤどけよ?…こいつが刹那だよな?ちっちぇーなぁ。」「………。(イラッ)。」
続いて最初にでてきた青年にそっくりの金色の目の青年が出てくる。
彼は次男(アレルヤというらしい)と同じ服の色ちがいをきていた。
←ペアルック?…恥ずかしくないのか??
「ちょっ、やめなよハレルヤ。刹那君が恐がってるよっ」
アレルヤは三男(ハレルヤ)の頭を二回ほどペシペシと叩く。
それも、思いっきり…
「っ。アレルヤっなにしやがる。」
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