93人が本棚に入れています
本棚に追加
家にに入ると長い廊下を抜け、広いリビングルームに招かれた。
「いらっしゃい✨刹那君。あっそこら辺に座って??」
アレルヤそういうと、近くにあったソファーを指差す。
俺が言われた通り、そこに座ると、アレルヤは俺の前にしゃがんでニッコリとわらった。
「とりあえず、まず自己紹介だよね。僕は、アレルヤ・ハプティズムっていいます!ここでは次男にあたります。年齢は19。現役大学生だよ。よろしくね」
やはり次男か。
「あぁ。よろしく。」
俺は差し出された手を軽くにぎる。
するとアレルヤは嬉しそうに俺の手を握りかえしてきた。
この人は普通らしいな。
礼儀も正しいし…
そんなことを思ってると、いきなりドカッと音がしてソファーが沈んだ。
どうやら誰かが隣に座ったらしい。
視界をそちらにもってゆくと、アレルヤと同じ容姿の顔をした、ハレルヤが座っていた。
「ほらっ。ハレルヤもあいさつ!」
「…ハレルヤ・ハプティズム。アレルヤの双子の弟だ。」
「…あぁ。よろしく。」
俺はアレルヤの時と同じく、ハレルヤにも右手をさしだした。
すると何故か照れた表情になり「俺はそういうことしねぇよ。」っといって
俺の手をパシンと叩くと
頭を撫でられ。髪の毛をくしゃくしゃとしてきた。
意外と不良っぽく見えて案外不良じゃないのかもしれない。
最初のコメントを投稿しよう!