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( ^ω^)「よーし!お祭に出発だおっ!」
(;'A`)「ちょ、少し休ませてくれ‥げほげほ。」
わざとらしい咳をしたが、盛大に息切れしているのは本当らしい。
川゚ -゚)「そんなに息切らしてどこに行ってたんだ?」
(;'A`)「あ‥いやあの。野暮用で‥。」
目を泳がせながら濁した態度をみて、流星群を見るポイントにいたのでは、と推測を立ててしまった。
それを考えついてしまったがために、また顔に熱が集まり出してしまった。
川゚ -゚)「あっ‥そうだこれ!」
赤面しているのを誤魔化すように、我が家のクッキーを鞄から出す。
( ^ω^)「おっ!すごく美味しそうだお!ジンジャークッキーかお?」
川゚ -゚)「あぁ。うちでは餅じゃなくクッキーを焼いててな。これは二人の分だ。」
( ^ω^)「ありがとうだお!」
喜んでくれてよかった。ほっと一息ついて微笑む。
ドクオにも渡そうと思い、彼の方を向くと、
(//A//)「あっありがとう。」
私以上に赤面していた。
川////)「い、いや沢山あって余ってしまっただけだから、遠慮せずに食べてくれ。」
渡す瞬間に僅かに手と手が触れた。
(//A//)「‥‥。」
川////)「‥‥。」
ブーンは既にクッキーを頬張っていて、ツンもブーンに対して何か言ってる。
その為私達の赤面具合には気がついてないようだった。
それが幸か不幸か分からなかったが、しばらくドクオと私は赤面しつづけていた。
ブーン達は並んで先に歩き出したので、私達は必然的に彼等の後ろを並んで歩く事になった。
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