川゚ -゚)流れ星が見たいようです。

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今日はこの街の一大イベントである祭りの日。 この日は生姜餅をどの家でも焼いて(私の家はジンジャークッキーだが)、無病息災を祈る古くからの祭り。近年ではただの縁日のような雰囲気になっているが、とにかく特別な――ハレの日である。 更にそれと重なって、流星群のピークが来たのだ。 私たちの住む街はかなり栄えているが、祭りの間は街頭を全て落とし車も使用禁止になる。 昔は提灯を持って屋台の通りを闊歩していたが、最近は懐中電灯を持ち歩く人が増えた。 祭りの夜は真っ暗闇になる。そこに流星が降り注いだらどんなに神秘的な世界になるのだろう。 授業の間じゅう、私を含めたクラスメイト全員がその風景を想像しぼんやりしていたせいで、先生が喝を入れる場面が度々おきた。 (´・ω・`)「全くもう‥皆ぼーっとしちゃって。去年は流星群なんてなかったのに‥。」 ('A`)「去年じゃなくて今年の話ですよ、ksm‥ショボン先生。」 (´・ω・`)「今年は変則ってやつかな。天文学も神秘的でいいよねぇ。」 しかし先生も大目にみてるのか、本気で怒ったり呆れたりするわけではなかった。むしろ、少し一緒にぼんやりとしている。 ‥ブーンは居眠り――というか盛大ないびきをかいてチョークを投げられていたが。 昼休み。 いつもの面子で昼食をとる。 ( ^ω^)「ハフッ!ハフッ!」 川゚ -゚)ξ゚⊿゚)ξ('A`)「食い方キメェwwwwwwwww」 ('A`)「ていうかksmsショボンの授業でいびきかくとかお前まじでネ申wwwwwwww」 (;^ω^)「ぶ、物理なんて宇宙語みたいなもんなんだおっ!」 川゚ -゚)「そうか?私は興味深いぞ。完結した分野と言われてるが。」 ξ゚⊿゚)ξ「仕方ないわよ、ブーンとクーじゃ脳みその造りが違いすぎるもの。」 (;^ω^)「ツンひどいお‥。」 とりとめもない会話。ただでさえいつもそれだけで昼休みはすぐすぎてしまう。 ( ^ω^)「で?」 ('A`)「は?」 ( ^ω^)「だから今日何時にどこに集合するんだおっ?!」 川゚ -゚)「そうだな、さっさと決めるか。」
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