砂時計の砂は落ちる。

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このまんま時間は流れるんじゃないかって。 オレが消えてしまいそうなんて言うのはただの気のせいで、そんなことは起こらなくて、来年になって里央たちが卒業なんかしちゃって大学生になって就職して、それでも相変わらず6人で集まってみたりする、そんな夢が叶うんじゃないかなんて、思ってみたりして。 どことなくみんなの緊張も緩みかけてたある日、それは起こった。  
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