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ピリリリリリリリリ
???「ん~……」
とある日の朝、午前6時半を示す時計が部屋に鳴り響く
物語の主人公、戒冬 蒼獅(かいとう あおし)は、眠たそうに目をうっすら開けながら手探りで時計をポンポンと叩いてアラームを止めた
「ニャー」
蒼獅「わかってる、起きるからどいてクルル…」
俺の顔をペロペロと舐めていたとこを、身体を持ち上げベッドからポンっ、と降ろした
クルルは物足りなそうに鳴き声をあげながらこっちを見ている
蒼獅「あとで遊んであげるからさ」
ベッドから降りた俺はクルルの頭を撫でて窓の方に行きカーテンを開けた
小鳥の囀りを聴きながら雲一つ無い空を見上げた
どうやら快晴のようだった
蒼獅「入学式で雨だったら嫌だもんなぁ」
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