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――――教室
女先輩3人を保健室に連れていき、久し振りな感じがする教室に戻ってきた
奏夏は「離れたくありませんから、今から先生に蒼獅君と同じクラスにするように申し立ててきます」とか言ってたから大変だったのさ
まぁ同じクラスに緋菜が居る事を聞いて、大人しく引いてくれたけど
緋菜、健闘を祈る、と心の中で言った
來海「そうだよね。双子のお姉さんある意味可哀相だよね……」
蒼獅「だから何でお前は俺の心の声が聞こえるんだーーー!!!!」
來海「武道家は何でも有りなんだよ~」
蒼獅「そんなの聞いた事ねぇし…」
來海「まぁまぁ♪」
そんなやり取りをしてると教室の前のドアがガラガラ、と開き先生らしき背広姿の人物が入ってきた
なにも役に立たなかった先生
ここぞと言う時に現れなかった先生
俺ん家が家庭崩壊の危機とゆうのに助けに来なかった先生
すでに関係の無い事も先生のせいにしてる自分が虚しくなった
先生「えぇ、俺はお前らの担任になる潤木だ。よろしく。とりあえず全員、廊下に並べ。自己紹介は後でだ。出席は………取らなくて良さそうだな。じゃあ廊下に行け。以上」
必要以上の事を言わないで入ってきて早々廊下に出る潤木先生
生徒達は、無愛想だ、と口々に呟く
來海「なんか面白そうな先生だね♪」
蒼獅「え、どこが?!」
何故か嬉しそうな來海は、フフフフフー、と奇妙な笑い方をしながら廊下に出ていく
なんか、よくわからないキャラクターだ
とりあえず俺も重い腰を上げて、廊下に出る事にした
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