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蒼獅「それで?なに、お願いって」
俺は一呼吸置いてから聞いた
來海「えっとね……手合わせして欲しいの!!!」
蒼獅「却下」
俺は即答する
來海「えぇー!!なんでよー………良いじゃんかぁ~」
蒼獅「白熊に勝ったら手合わせしてやるよ」
來海「なんか、すごーく無茶な事言ってない?」
蒼獅「俺は白熊を屁で追い返したさ」
來海「蒼獅の屁って毒ガスが何か?」
なんとか頑張って話しを逸して俺の屁の話しに変えた
まぁ他の奴等からしたら、何をそんな自分の屁の話しを熱く語って居るんだろうか、と思って当然の会話をしている訳だが
潤木「俺の屁はライオンを追い返したぞ」
蒼獅・來海「なんで、あんたが会話入ってくるんだよ!!!!」
突然の乱入に、さすがの俺も焦った
潤木「そんな事より、そろそろ体育館に向かうから、喋るの止めておけ。じゃないと俺が今ここで屁を……」
生徒全員「「「黙ります」」」
何故か話しを聞いていた生徒全員
そして見事なまでの意気投合
さらにはクラス全員並び終わってたらしい
潤木「ふむ、よろしい。では行くぞ。ついてこい」
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