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「まぁーくす、帰ろうぜ?」
「あ…うん。ちょっと待って。」
部室のロッカーから自分の鞄を出して荷物を詰めながら俺の言葉に返事を返す。
「おまたせ。」
俺に笑みを見せて、“ひょい”と俺より先に部室から飛び出せば、そのまま走りだした。
「お前、人が待ってやったのに…!」
「遅い半田が悪いー。」
「遅いのはマックスだろー!」
「…あっ!半田!校門までダッシュで負けたらジュース奢りだからね―!」
「…なっ!?ズルいぞマックス!!」
ハードな練習の後だと言うのに元気にダッシュで走り始めたマックスを見て、俺もダッシュで追いかけた。
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