序章

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「みんな、おっはよー」 朝っぱらから最後におきてきて寝癖だらけの騒がしいこいつの名前はシェル・アクルア。銀色のツンツンヘアー。女には優しいが男にはちょっと厳しい。 五年前にフォーレスとクロウに助けられたのをきっかけにこの職へ。可愛い顔をしていて街の女性陣から人気である。 エレナに恋心を抱きアタックするが毎回フラれるかなしき青年。 武器はナイフを使いフォーレスやクロウから体術を学びナイフを独自で使用。 そんな朝からうるさいシェルにフォーレスが口を開いた。 「朝から威勢のいいやつだなぁ、もっと大人しくしてろ、だからエレナに…」 「ちょっとまて!エレナ関係ないから、てか、今日はまだましじゃん、いっつも俺が起きたら飯なくなってるし…」 シェルがフォーレスの言葉を遮り大声で言うものの喋っているうちに元気が消えていった。 「それは遅く起きてくるお前が悪いんだろ?まぁお前の飯はちゃんと俺が食ってやってるから、勿体ないとかの心配はしなくていいぞ?さっ、いただきまーす」 「「「いただきまーす」」」 フォーレスに続いて皆が言葉を出した、一人席に着いていないシェルは慌てて席へ着き、一人でいただきますと言い大人しく食べ始めた。 最後にこのシルバーウルフの長である彼はフォーレス・ライニング。 少し真のぬけた性格だがやるときはやる男。なにも考えてなさそうに見えるが優しい性格。この店を立ち上げた張本人でリーダー。それだけの事もあって実力はかなりのもの。 ダークグリーンでミディアムヘアー。 両手剣と格闘技を使う実力者である。 これがヤトワレ屋シルバーウルフの朝でした。 今後の彼らにご期待いただこう。
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