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「パーティーってさ、どんなの?」 「皐月兄に聞いた話じゃ、いろんな料理をバイキング形式で、だって」 「すごいな!」 「その間にいろんな人と話したりするんだってさ」 「…別にさ、話さなくてよくない?」 「みんな憧れの人と話したがるんだよ。先輩からは可愛い子いないかな、的な感じでさ」 「大変だなぁ…流華の兄さんとか大変なんじゃない?」 「うん、嫌がってたね。一貴さんも」 憧れの人、か。 俺の憧れは羽矢兄なので、いないです。会いたい。 「てゆか、絶対話しかけられるってワケじゃないんだよね?」 「うん。…でも、珀くんは…無理でしょ」 「何が?」 「たくさん人、寄ってくるよ」 笑顔の流華が怖い…。 「んなの流華もでしょ?危ないから俺から離れないでね?」 「…うん」
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