Ⅰ
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「はい、ついたよ」 羽矢兄の部屋は、デザイナーズマンションの一室。 メッチャ綺麗。やばい。 茶色と黒と白で統一されてて、俺の憧れの部屋! そういや今までこの部屋に数えるぐらいしか来たことないや。 大抵遊びにいくし。 「羽矢兄、相変わらずの綺麗好きだね」 「綺麗好きというか…落ち着かないだけだよ」 それを綺麗好きと言うのですよ。羽矢さん。
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