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羽矢兄のご馳走を食べた後、二人で並んでソファーに座って、まったりしてるところ。 「珀、」 「…ん?なにー?」 「眠い?」 「んー…少し…」 「昨日何時に寝たの?」 「んあー…2時過ぎ…かな」 「それは今日っていうんです。…だから眠いんだね」 「ごめん…なさい」 「いいよ、寝てて。どうせ一週間はここで暮らすんだから、さ」 「うん…」 「おやすみ、珀」 「おやす、み…」 羽矢兄の隣ということ 羽矢兄の体温が伝わってくること 羽矢兄の家ということ すべてが俺をリラックスさせる。 俺が起きたとき、羽矢兄が、隣にいますように。
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