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時は平安、稀代の陰陽師安倍晴明の孫娘淳子が生まれてから早11年の月日が過ぎた。
「昌浩兄さまぁ 昌浩にぃぃさまぁっ起きてよぉ‥ もっくんも!! いつまで寝てるの?」
「おぉ 淳子おはよ!」
「もっくんおはよう///… 「淳子までもっくん言うな」昌浩にぃさま起きないの…涙」
「…だな(シカトされた…涙) 淳子は起こされる前に起きるのになぜこいつは起こされてるのにもかかわらず起きないんだ…」
物の怪のもっくんの言葉で、淳子は視線を昌浩にうつした。
「昌浩にぃさま きっと疲れているのよ 夜警で朝方帰ってくるから」
もっくんも昌浩を見て流石に、起こさなくてはと思い始める。
「さすがにもぉ起こすか!いい加減起きろぉ 晴明の孫!」
「…ん 孫 言うなぁ!!! あっ淳子おはよう///起こしに来てくれたの?」
「うん!お母様がここはいいからって、だから昌浩にぃさまともっくんを起こしに」
「!!!淳子 もっくん言うな!!」
わぁわぁ言い争いをしながら、皆が待つ部屋へと足を運んだ。
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