No.ZERO

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No.ZERO

走り出す時計の歯車は 廻り 軋みながら 誰かの命を刻む 空が霞む程に花を散らして… 無数の意識の中で 確かな鼓動を聴く 繰り返す悪夢を砕いて 聖なる鐘を鳴らす影は… 永遠を夢見た少女は ひとり 贖うべき罪の重さを認めて 哀しい眼差しの奥に潜む 黄金の色は 終焉の都市を 照らし続ける…。 Prolog~序章~
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