Epilogue――カスやんの彼方に

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俺が頷いたのを見届けると、岩瀬は、運転席側のウィンドウを開け、外の連中――特に槙原に向け、こう言い放った。 「ヒロミ! そして他のみんな! この岩瀬 ナツミ――“ゴミ”と言われたまま黙っている女じゃないわ! ――汚名返上のため、柳原サンを堕とすのはアタシにまかしてちょうだい!」 ? ? ? 俺が不思議そうに岩瀬の顔を覗き込むと、岩瀬は、 「任せて」 とばかりにウィンクする。 「おいおい岩瀬、お前一人じゃムリだろ・・・・・・おめぇひんぬーだしwww」 取り巻きAが馬鹿笑いすると、岩瀬はキッ、とAを睨み、 「そのひんぬー相手にわずか数分で果てたのは誰でしたっけね?」 と冷酷に嫌味を放つ。 ちょwww早(ry さらに、 「ならココを開けてよ岩瀬! 4人でヤっちゃったほうが早いわ!」 と槙原が言うと、岩瀬は、 「4人がかりで堕としたところで、サユリさんは怒りを募らせるだけで、ショックなんか受けませんよ・・・・・・アタシみたいな“地味なひんぬー”が一人で堕とすことで、彼女にショックを与えられると思うんですよ・・・・・・ “・・・・・・この無敵の巨乳をもつアタシが、なんであんなひんぬーなんかに”ってね!」
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