女は魔物?

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「じゃかぁーしゃ!!コラ!!」 「シバき倒されたいか!?ワレ」 俺はついついキレてしまった。 ところが 「キャー♪」 「生関西弁、リアルで聞いたの初めて♪」 「カッコいいよね♪やっぱり」 「うんうん♪なんかさぁ~強そうだよね」 女の子達の意外な反応。 「……(汗)」 『なんなんや?…この反応は…』 呆れ顔を浮かべる俺を見て 「はい、はい♪」 「俺が幸信と話あるから待っててね♪」 まご兄ィが女の子達に 優しく笑みを向けて抑える。 「これあげるから好き飲み物買って来ていいよ」 「あ!俺、車だからアルコール0のビール買って来てね♪」 ブランド物のセカンドバックから、まご兄ィが一万円を出して女の子の一人に手渡した。 「孫ちゃんマヂで♪」 「ゴチになりまぁ~す♪」 「やっぱ孫ちゃん優しいよね」 喜ぶ女の子達を余所に 「お前も飲むだろ?幸信」 「う、うん」 突然の振りに俺は返事を返した。 「それと幸信の分も」 「あと…サキの分も買って来てくれないかな?」 「分かったよ♪孫ちゃん大好きぃ♪」 女の子三人は一万円札を手に海の家に歩いて行った。 『サキって誰や?まだ他に居るんか?』 俺は一人考えた。
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