女は魔物?

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「…ども」 「秋菜さんッスね」 「幸信ッス……17ッス」 勢いに圧倒されつつ 秋菜さんに自己紹介をした。 「なんかヤダぁ!!」 「アッキって呼んで♪幸クン」 「アッキの歳は教えてあげないもん♪」 「あッ!」 「孫ちゃんにも聞いちゃダメだよ~」 いきなりフレンドリーな話し方が 少し癇(カン)に触ったが それも秋菜さんの 明るい笑顔でさほど気にならなかった。 「で…アキ?」 「俺達の冷たい飲み物なんだが…?」 「お前さんのその無駄にデカい乳で[あったか~い♪]状態になってると思うのは…俺の気のせいか?」 「っーか、胸冷たくないのか?お前は…」 まご兄ィの目線が 飲み物を抱えた 秋菜さんの胸を直視する。 別にいやらしさは感じない。 まご兄ィは純粋に飲み物を心配しているようだった。 『・・・確かにデカい…俺の好みやないけど・・・』  心の中の俺。 「あ"!!」 「落とさないようにって事ばっかり考えてて気が付かなかった…」 「孫ちゃん…ごめん(泣)」 しょんぼり顔の秋菜さん どうやら 重度のおっちょこちょいらしい。 「いいけど…別に」 それが至極当たり前のように まご兄ィは秋菜さんの手から飲み物を受け取った。
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