女は魔物?

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「シュリ!セクハラがなんだ!?」 「されるだけのモノ持ってる!!って自慢に思えよ」 あまりにも横暴なまご兄ィの言い訳…。 「あっ!たま来るわね……この!!スケコマシ野郎!!」 茱梨さんも負けてない(大汗) 「んだと!?」 「そんなんだから旦那に三行半(ミクダリハン)突き付けられんだよ!!」 「あ"!?もういっぺん言ってごらんよ?」 「おぅ!何回だって言ってやるぜ!!」 …………………。 『現役思い出しちゃった?』 話なんか聞かなくても 二人の学生時代が俺には容易に想像出来た(冷汗) 「ごめんネ。お姉いつも孫ちゃんと絡むと…ああなの」 茅野姉妹の妹 咲希が声無く二人を見入る俺に声を掛けた。 「あっ!だ…大丈夫ッスよ」 「俺、幸信ッス」 この変わり身の早さは 俺の特技だった。 「旦那って?茱梨さんて…歳なんぼなんです?十代とちゃうんスか?」 パッと見は十代にしか見えない 茱梨さんなんだが… 旦那という言葉を聞き 疑問に思った 俺は妹の咲希さんに聞いてみた。 「ウフフッ」 「お姉が聞いたら、すっごく喜ぶよ。きっと…」 咲希さんが口を押さえて 笑いを堪(コラ)える。 『か、可愛い…かも…(照)』 俺はドキッとした。
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