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ホテルのバスルームで男の体を洗う。 イスに座った男の前に立ち膝で、スポンジを体に這わせ ここも… アキラは恥ずかしそうに、既に反応している男の股間に視線を落とし、真剣な顔で恐々、スポンジを持った手を伸ばしす 「そこは、違うだろう…?」 アキラは言われて手を引っ込め両手でスポンジを握りしめて男の顔を見る。 赤い顔に潤んで揺れる瞳のアキラ 男は困ったように優しく笑う。 「あ…」 そっか 男は安心させるようにアキラを抱きしめて、耳元で囁く 「噛みついたりしないから」 静かにスポンジを取り上げでアキラの手を取って導いた。 両手で包み込んで扱く みるみる堅く大きく熱を持って 男の息も熱くなる 「いいよ…」 男はアキラにキスをして舌を滑り込ませる アキラは自分がそうさせていることに、嬉しいような、後ろめたいような、複雑な気持ちになった。 「今度は君を洗ってあげる」 男はアキラにボディソープを塗りたくって、自分の膝に後ろ向きに座らせた 「しっかり掴まってないと、落ちるからね。」 アキラの足を大きく開かせて、太ももから中心へと指を這わせる。 もう片方の手で胸の突起を弄ぶ。 「あ…ん、や…」 自分のものも扱かれて甘ったるい声が出た。 ユルユルと上下に動く男の手に蜜が溢れ出て指で先端を撫でられる。 「もう、こんなになってるよ…見てご覧」 「や…あ…」 目尻に涙を溜めていやいやと頭を振る その様子が可愛らしくて、男は更に意地悪な事を言う。 「イヤじゃないだろう?ほら、腰が振れてるよ…」 男が動かしていた手を止めると、自分の意志とは関係なく、おねだりするように、ヒクヒクと動くお尻 「ちが…あっ」 恥ずかしいのと、与えられる快感とで頭が白くなる 「どうして欲しいの?」 手はアキラ自身を握ったまま動かそうとしない。 「言わないと、わからないだろ?」 今度は手を離してしまった。 アキラの瞳からポロッと涙が零れて 「触って…」 それを聞いて男は満足そうに微笑んだ。
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