24人が本棚に入れています
本棚に追加
涙でにじむ視界
開き直そうと閉じたとき
そこから頬を伝った雫
舌触れる寂しさの味に
感じて食いしばっても
それは止まんなくて
いくら流そうとも
心の隙間はそう簡単に
塞げやしない
余計に空気が
冷たく触れる
震える身体
コントロール出来なくて
孤独の色に染まってく
きっと誰もが知ってる
自分だけのむなしさ
逃れようと必死にもがいても
突然降り懸かりくる
巨大恐怖手の影
この時代空間行き交う
無限数体神の忍び
避けること完全不可能
見てみぬふりの
永久保存この世界現状
「辛いよ」って
頭の中の思考線
絡まって辿り着けない
「もう自分には
何も残ってないんだ」
生きていくことが
掠れ見えなくなるような
この場所に立っていた
進もうにも道がない
休みたくても軋む時間
止まればいいと考える
そんな気持ちにさえも
嫌気がさして
全てのものに縛られてた
「死にたい消えたい」
見えない未来に
希望のカケラ信じようとすることが
馬鹿らしくなって
もうどんな言葉も
救いの形枯れてその裏
強制される早急感情
余裕なき眼中視界に
潰れかけ寸前
人体機械仕込まれ要素
乾ききったこの地
めぐみの涙滴る
錆び付き増したスイッチ
起動操作求め願う糧
霞むこの手にもいつか
輝き放つ光掴めるまで
最初のコメントを投稿しよう!