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しかし正樹は言った。 「狂犬病に感染したんだよ! そのうち死ぬ。 それにこの島からは出られないさ…」 修平は黙ることしかできなかった。 大地は犬をシートにくるんで外に持って行った。 そのとき階段を沙也加が降りてきた。 「大丈夫? 正樹噛まれたんだって?」 心配そうに沙也加が言った。
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