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「あっ、また姫蝶さんが来てますよ。」
「マジでか！？姫蝶「寝てるから静かにしようね、神楽ちゃん」」
ガキ共の後から続けば、上着を毛布代わりにかけて眠る姫蝶の姿。
「すぅ…」
微かな寝息を立てて眠る姫蝶の目の下にはうっすらとクマさんが二匹…
「疲れてるみてぇだな。」
押入れから毛布を出し、寝ている姫蝶にかけるといつものイスにオレは座った。
「疲れてるも何も、あんなムサい所にいれば疲れるヨ！」
酢昆布を口にくわえた神楽が言った。まぁ、それもあるだろうが…
昔から何でも1人で抱え込んできたコイツだから人の何十倍も疲れるんだろう。
寝ている時くらい静かな夢を…
・・・・
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