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今では大昔となった昔。その時代では異能者と呼ばれる人間たちが現れた。異能者は次々と村を襲い、村を焼払った。しかし、追われた人間たちの中から突然異能者が立ち上がった。
彼は地球から希望を託されたハーフ《人間のマイナスエネルギーと地球のマイナスエネルギーが合わさった異能者》だった。
彼はあらゆる物質を自在に操り、瞬く間に他の異能者を打払った。地球に平和が戻ったと思われたが、今度は力が暴走するハーフが皇帝ファントムと名乗り、次々と村を破壊していった。
地球を守るはずが、逆に強大な力でねじ伏せられてしまったのだ。しかし、彼もある人間の罠にかかり、地獄へと落ちて行った。
今から約２３年前、再び現れた皇帝ファントムと対立したのが、地球が作り出したハーフ、マテリアルマインドである。
ファントムのマテリアルイーターと突如現れたハーフのマテリアルマインド…悪魔と天使がぶつかりあい、見事マテリアルマインドが勝利した。
そしてその３年後、人間を異能者で絶やそうと考えた神、ナタリーゴッデスは次々に地球に異能者を送り込んでいった。しかし、送り込まれた異能者たちも善と悪に分かれ、争いが始まった。善者は争いの隙をついて、ナタリーゴッデスに人間を絶やすように説得した。
しかし、ナタリーゴッデスは許すはずもなく、自分の所まできた善者を滅ぼそうとした。
しかし、善者の中にはまた、地球の希望という羽を持った異能者のハーフが現れ、ナタリーゴッデスを倒し、説得することができた。これが地球の希望の蒼空の下に現れたmaterial mind《マテリアルマインド》の伝説である。
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