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同じ学科を選考している小学生からの連れの金城 誠(カネシロ マコト)が講義の後で話しかけてきた。彼女はもう居ない。
誠「ユウ、あの美人は誰?次のコンパ誘えよ。」
優人「なんでもない。あんな女やめとけ。」
誠「オマエに脈無いなら俺誘うよ。」
優人「ご勝手に…。」
俺達はけっこう軽い人間で、ナンパもよくするし、初めてあった女とも、その日にやって(sexして)、バイバイなんて日常茶飯時だ。でも、何故か昨日はそんな気になれなかった。
彼女はここ最近いないが、俺達は、けっこうモテるらしい。自惚れの様に感じるとは思うが断じてそんなつもりは無い。
ほら、来た。
「優人さん…。今日時間空いてますか?もし良かったら飲みに行きません?」
優人「ゴメン。今日は予定が入ってるんだ。また次誘って。」
両手を併せて謝罪のポーズを取り舌をペロッと出した。
彼女も同じ学科を選考していて、チョクチョク顔を見る。名前は知らない。
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