15の夏

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それからも時々彼と図書館で出会った 彼の目的はパソコンでネットをみることらしい 石橋君は私が休憩すると、勝手に話しをしだす 『俺早く単車の免許取りたいだ。でさ、今親戚のバイク屋に時々バイトいってんだ。だからバイクのパーツとかネットで見て研究してる(笑)自分なりの単車に改造するんだ』 『暴走族みたいに?』 『違う、違う(笑)オートレースってしってっか?バイクのレース。あんなのにするんだ。モトバイクの選手になりたいんだよな』 彼は夢を語った 私は頷きながら、話しを聞く 私に夢があるように、彼にも夢があるんだ
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