もう一つの顔

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――――――次々に写されて、ポーズを変え何枚撮られたのか、何がどうなっているのか、わからなくなり意識が抜け出てき始めた時、身体を四肢を撫でまさくられた違和感で我に返った。 ハジメ「何をしてるっ!!!!!」 てっきり玄だと思い、いつもの調子で怒ると、いつの間にか現れていたデザイナーのアイツだった。 ハジメ「離せっ!!」 「うっとりした顔でしなだれていたのに、つれないなぁ。」 ハジメ「うっとり??うんざりの間違いだろう。蹴りが飛ぶ前に離れろ。」 まだ離れないソイツに蹴りが入っ………………… クロト「始、ごめん。ダメだよ、始が蹴ったら骨……逝っちゃうから。」 蹴りあげた足を軽々受け止めた玄は、妖しく笑った。 .
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