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長く伸びた足が、玄の腕にかかり玄の首にもたれた顔に髪がかかり……………
………… 妖しく憂いた顔してる……………。
玄の顔はわからないから、いいのだが………公衆に晒されたあの表情は……………
――――――――――ヤバイ。
イチヤ「あの相手、ゲンスケでしょ?始より背が高くて、立ってるだけで色気があるのって………プロでもなかなかいないし。」
放心状態の俺を覚醒させるには十分な一言だった。
ハジメ「知らんな。それに、無理矢理頼まれただけだ。」
壱哉のお陰でいつもの冷酷な表情を取り戻せたが………
………かなりギリギリだ。
..
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