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どこをどうやって仕事を終えたのかもう………頭が回っていなかった。
ただ、家路につきながらも街中に溢れているポスターにどうしようもないため息が出るばかりだった。
「……………じめ………………始、大丈夫?」
いつの間にか家の駐車場に着いていた。疲れたせいか、車から降りずに寝ていたらしく、心配した玄が抱き抱えるとこだった。
ハジメ「いい。歩けるから。」
玄の手を払うと、車から降りエレベーターに向かうはずだった。
「始っ!!!!!!」
ふわりっと浮いた身体は玄の腕に支えられた。
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