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その掃除は3日間続き、やっと普通に人が呼べる程になったのは入学して4日目の事だった。
大体の人はもう部活を決めてしまっていた。
曜「やっと終わったけど…」
桃「部員勧誘どうしよう…」
桃と目と目を合わせ困惑している時だった。
コンコン
『失礼しまーす』
部室の扉がノックされ、見知らぬ二人が入ってきた。
曜「入部希望の人?」
俺は何を焦ってたんだろう…。
とっさに出たのはその一言。
ありえない…;
ザ「部活動紹介の紙をみて気になったから来てみたんだけど…君たちも一年生?」
曜「そうだよ。あ、俺紫集院曜介って言うんだ。よろしく」
相手の切り返しに助けられ、ちゃんと自己紹介ができた。
よかったぁ…。
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