188人が本棚に入れています
本棚に追加
/47ページ
桃「曜くんは部活入るの?」
曜「なんだよ、気が早いなぁ(笑)」
桃「僕ね、気になる部活があるんだ」
そう言って桃が説明しだした
"腐男塾"という部活。
廃部寸前の訳の分からないその部活に、なぜか言いようのない期待と希望を感じた。
入るっきゃない…!
桃「曜くん、どう?」
曜「行ってみよっか」
桃「うん!」
早速部室に行ってみると、そこは埃まみれの一室。
随分長い間使われていないようだった。
曜「…酷いなぁ」
桃「部員を探す前に片づけなきゃね…」
曜「……やるかぁ!」
桃「うん…!」
その日から放課後は部室の片付けを始めた。
まずは空気を入れ換え、埃を払うことから。
いくらマスクをしていても、埃はかなりきつかった。
最初のコメントを投稿しよう!