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部室に来てくれたのはザン君と狂平君。
二人とも入部してくれるみたいなんだけど、あと一人入らないと廃部なんだよなぁ…。
曜「今年5人入らないと廃部らしいんだよ…」
何気なく言った一言に、ザン君は間髪入れずに
ザ「じゃあさ、俺たちで探そうよ」
目をキラキラさせながら言うもんだから、もう無理なんじゃない?なんて言えるわけもなく、二手に分かれて探すこととなった。
放課後のまばらな人たちの中から部員を探すのは、それが例え一人だけであっても大変なことだった。
でも、腐男塾に入るためにはそんなことは言っていられない。
曜「よしっ!桃、探すぞ!」
桃「うんっ!」
下手な鉄砲数打ちゃ当たる!
取りあえず手当たり次第に声をかけてみるんだけど…。
当たり前のように、大抵の人はもう入部済み。
なかなかいい返事は貰えない。
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