桜先生の憂鬱?

3/6
前へ
/72ページ
次へ
「こんにちは、あーちゃん先生っ!……と、湊先生!」 入ってきたのは、御巫 彌音。 中等部二年の女の子。 趣味が合うものだから、よく一緒にここでお茶するの。 ……え?保健室で茶ー飲むなって? 良いじゃない、別に。 怪我人が来れば、ちゃんと診てあげるわよ。 「あーちゃあんっ!こっんにっちはぁっ!」 彌音の後ろからひょこっと顔を出したのは、兎梁。 うるさいけど、かわいい子。 そういっとけば、大人しくなるの。 単純な子、私は好きよ? 扱い安くて。 ……でも……。 「……だぁれ?」 ちょっとふざけた方が面白いわよね?
/72ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加