旅館

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恭介 「お!見えてきたな」 来ケ谷 「ふむ……中々だな」 来ケ谷さんは見えてきた旅館を見ながら言う。 理樹 「確かに結構大きいね」 外見は和風である。客足も多いようだ。 小毬 「恭介さん,恭介さん」 恭介 「どうした神北?」 小毬 「予約とかはしてあるんですか?」 恭介 「ああ,そこら辺はぬかりなくやっている」 小毬 「でも……大勢ですから迷惑じゃありませんか?」 恭介 「神北も理樹と同じ事を言うな」 小毬 「ふ,ふぇ~~~!!り,理樹くんと同じ!?」 葉留佳 「どうしたの?こまりん?」 小毬 「な,なんでもないよ~はるちゃん」 小毬さんはあきらかに動揺している。 葉留佳 「なんか怪しいですヨ~~」 そんなこんなしているうちに旅館の前に着いた。 クドリャフカ 「わふ~!べり~べり~わふーなのです!」 クドが和風作りに興奮して意味のわからない英語を言う。 理樹 「はいはい。落ち着こうねクド」 クドの頭を撫でる。 クド 「わふ!わふ!」 葉留佳 「それにしても,クド公の興奮レベルが以上ですな~……まさか,こまりんの用意したお菓子に興奮剤がぁーーーー!!」 鈴 「小毬ちゃんがそんなことするかー!!」 恭介 「と,そんなことはほっといて……」 鈴 「ほっとけるかーー!!ふかーー!」 恭介 「なんだ,鈴は神北がそんなことすると思っているのか?」 鈴 「おもっとらんわーー!」
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