旅館

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美魚Side 神北 「いい部屋だね~」 鈴 「そうだな」 来ケ谷 「うむ,小毬君の言う通りいい部屋だ」 三枝 ボソッ「ヘヘッ………仕掛けがいがありますネ」 能美 「わふ~~!和風ですね~~」 ネタなのでしょうか? 来ケ谷 「ふむ……少し汗をかいたようだ。今から風呂にいくが皆いくか?」 能美 「わふーーーー!!お風呂です!お風呂です!じゃぱにーずおんせんです!」 小毬 「クーちゃんうれしそう。クーちゃんがうれしいと私もうれしいよ~」 能美 「はい!早速いきま……わふっ!?」 三枝 「おーと!クド公が私の仕掛けたバナナに引っ掛かったー!そしてそのまま机にぶつかった!すると机の上にあったお茶がなぜか机のふちに集められてる!そのお茶が下に置いてあったバスタオルやらなんやらの上にぶっかかった!!」 ……説明は不要ですよね? 能美 「わふー!!お風呂セットがおーばーふろうなのですーーーーー!!」 神北 「クーちゃんが興奮のあまり,正しい英語を使ってるよ!」 鈴 「それほどまでに傷は深いのか,クド」 来ケ谷 「それよりも……ふむ,バスタオル四枚とタオル四枚は無事のようだな」 三枝 「どうすんだよ~!クド公~!」 美魚 「……三枝さんが悪いです」 三枝 「な,なんのことかな~?」 美魚 「三枝さんが悪いです」 三枝 「………」 美魚 「三枝さんが悪いです」 三枝 「スイマセンデシタ。モウシマセン……」 小毬 「これじゃあ四人しかいけないよ?」 美魚 「……私は夜入るので大丈夫です」 来ケ谷 「優子女将に見せたが乾燥室で乾かしても3時間はかかるそうだ」 鈴 「ハルカがお留守番だ」 三枝 「ほら,汗だくですヨ?滝ですヨ?ナイアガラですヨ?このまんままつのはヤーですヨ」 来ケ谷 「これではラチがあかん。しかたない……じゃんけんで決めよう。公平だからな」
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