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後日、これらの内容が本として発売される。
題は宴。
この本には、いわくつきの噂がたった。
宴は幽霊の書いた本だというのだ。
宴の出版者、ユエ・クランツによると原稿が届いたのは200年4月6日早朝。
読んでみたところ、まさに彼女が殺された状況がありのままに書かれていた。
これはスクープだと思い、原稿を載せたいと編集長に申し出たところ、信憑性がないと却下される。
確かしかに彼は逮捕されたが紅茶に薬は入っていたという情報はどこからもでていないからだ。
しかし、ユエはこの原稿を世に出さないといけないという思いが胸でくすぶり出版社をやめてさまざまなところへ原稿を持ち込んだらしい。
そのときに、原稿を書いたのが本当に彼女か調べたら間違いなく彼女の字と断定された。
204年4月4日に【宴】は発売された。
また、この日にある事件が解決した。
四年まえに起こった殺人事件で逮捕された犯人、ラム・ビーン。
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