東方思恋篇

正義と悪

力とは、闇である。
心とは、光である。

『その逆もまたしかり。』

光とは、正義である。
闇とは、悪である。

『心の違い、力の使い方次第ではないのか。故に一くくりではない。』

闇の心、闇の力。
それでも正義を貫くのなら――。

――『例え闇の心と力を持った悪であっても、大切な誰かを守ろうとするのならそれは……眩しいくらいの光と見える。』――

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