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「君達のような前途有望な若者達に犠牲を強いるような戦争はこれっきりにしたいものだ…死ぬのは老兵だけでいい」
クレアは返答すべき言葉を持ち合わせていなかった。
ジャブロー基地のオペレーターから通信が入る。
「ウッドホース、これより打ち上げを開始する。貴艦の幸運を祈る。10、9、8、7、6、5、4、3、2、1…発進!」
ブースターからの振動が艦の全体を揺さぶる。あっという間に高度は成層圏を越え、大気の壁を貫いて衛星軌道上に達した。
「進路固定。本艦はこれよりサイド6宙域に向かう」
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