~プロローグ~

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…… ……ォギャー…ォギャー…… ある貴族の家の、ある一室から聞こえる赤ちゃんの産声… 「あなた…産まれたわよ…私達の赤ちゃんが……」 と泣きながら母親は言った 「レインよく頑張った!!きっと俺達の息子だから強いんだろうな!」 と父親は興奮しがちな喋り方で言い、隣の執事に 「魔力計と属性水晶を持って来い!!」 「かしこまりました旦那様」 と言い部屋から出て行った すると、レインと呼ばれた母親がある男性に言った 「サイ…この子の名前決めましょ」 サイと呼ばれた男はそう言われて暫く悩んでこう言った 「ん~……エレン!!エレン・ダストなんてどうだ!?」 「良い名前ね…この子はエレンね。これからよろしくねエレン」 名前を決めると魔力計等を取りに行った執事を待つ事にした…
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