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「じゃあさじゃあさ、そんなに夢中になるほどの夢って何?」 「いやぁ……恥ずかしくて見せらんねーよ」 少年は顔を赤らめて言った。 しかし少女はどうしても気になるようで、隠そうとしている少年の手を払いのけ、半ば強引にして紙を奪った。 「ちょっお前、何して……あっ見るな! 見ないでくれぇ!」 「えへへ、見ちゃうもんねー! って……え?」 驚く少女の目に入ったもの……それは、
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