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目が覚めると朝だった。 見えるのはいつもと変わらない俺の部屋。 生活に必要最低限なものしかない質素な部屋。 しかし俺にとっては一番心休まる部屋であり、事務所なのだ。 俺の部屋は2階で、1階は俺の仕事場になっている。 その仕事とは、お菓子屋。 一昨年に俺がオリジナルのお菓子を考案したことで、店を出すことを決心した。 そしてやっと昨年オープンすることができたのだ。
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